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2023.04.10
「hololive SUPER EXPO 2023 Supported By Bushiroad」オフィシャルレポート公開!
3月18〜19日にかけて「ホロライブプロダクション」をテーマにしたリアルイベント「hololive SUPER EXPO 2023 Supported By Bushiroad」が幕張メッセにて開催された。
「国際展示場1-4ホール」・「幕張イベントホール」にて開催され、事務所としては昨年に続き2回目となる大型イベントの開催ということもあり、あいにくの雨模様となり肌寒いなかでも、早朝からかなりの熱気が感じられた。
展示、フリーステージ、オリジナルフード、コスプレエリア、3D生配信のスペシャルステージも昨年以上のボリュームで盛り上がった。そのすべてについて触れるのは難しいが、ピックアップして書いていこう。
人気ブース・展示ブースをピックアップ!
開場時間は10時の予定であったが、小雨の影響も考慮して予定を早めて9時30分に開場した。ワっと来場者が広がっていくと、整理券をゲットするためにと人気ブースには待機列が伸びていく。
『ホロライブ警察』
大空スバルがホロライブメンバー10名の容疑者のうち、1人に尋問していくシナリオゲーム。登場するホロライブメンバーのセリフはフルボイスとなっており、コントローラーで選択肢を選ぶ本格的な内容だった。
実はクイズ形式の内容となっており、ゲームクリアかゲームオーバーかで退場時にもらえるプレゼントが変わるという流れになっていた。
『ホロライブ・ホスト』
こちらはホロライブの10名メンバーが「ホスト」となり、来場した方々をもてなしていくという内容だ。5名1グループでの会話劇となっており、シナリオゲーム風でフルボイスで会話が楽しめた。
来場者らを「姫」と呼んで時折コミカルに笑いを取ったり、丁寧な言葉遣いでキリっと振る舞うメンバーもいれば、甘々なムードに持ち込むメンバーもいたりと様々。ブース来場者らは8名ほどがソファーに座って一斉に楽しむ形なのだが、ホロライブメンバーでも指折りな麗しい声をヘッドホンで楽しめるということで、破顔してしまう方が続出だった。
こういった大規模イベントでは、グッズや特製パネルの展示ブースがかなり多く、『ホロライブ・サマー2022』『hololive park』『ホロライブ幼稚園』『hololive ERROR』など、それぞれテーマのなかで展示がされていた。来場者が足を止めていたといえば、『兎田ぺこら -#全人類兎化計画- 日本人形 1/1等身大フィギュア』で、遠めから見てもその華やかさが見て取れた。
そんな様々ある展示ブースで、もっとも人を集めていたのが『ホロライブ・アートフェス』である。
『ホロライブ・アートフェス』
ホロライブ/ホロライブ インドネシア/ホロライブ Englishのメンバーが思い思いに制作した作品がズラっと並んでおり、朝から終演ごろまで列が途切れることがなかった。
自画像や習字といったお馴染みな制作物から、一伊那尓栖によるイラスト・常闇トワによるハーバリウム・雪花ラミィによる生け花など、メンバーによる本イベント用に向けて製作された上質なる一品ものが 展示されていた。
4人のメンバーによって共作された3D YAGOO像とホロライブ3期生4人が登場するカバー動画のベータ版などは、間違いなくこのイベント以外では生まれなかったものだ。
また当ブースの外側には、メンバー1人1文字分で制作して繋がったメッセージもあり、1文字ずつ写真撮影する来場者が続出していた。
こういったバ ラエティあるブースだけではなく、協賛企業による展示ブースもかなり豪華であり、かなりの注目を集めていた。
協賛ブースにも足を運ぶ大勢の来場者たち
ブシロード
ヴァイスシュヴァルツラウンジと称し、3つのブースを展開していた。ブースクルーによるプレイングを教えてくれる「TCG Activity」、2023年時点でのカードコレクションを紹介していた「TCG Gallery」、この日特別に製作されたプロモーションカード「友人A(えーちゃん)」を配布していた「TCG Souvenir」と、それぞれに展開していた。
株式会社バンダイ/BANDAI SPIRITS
ガシャポン、カード、生活雑貨、一番くじなどの過去に販売していた商品をディスプレイしていた。このブースが盛り上がっていたのはディスプレイだけではなく、「hololive SUPER EXPO 2023」限定のカード付ウエハースが配布されていたからだ。
9時30分から開場したが、そこからお昼ごろまで列が途絶えることはなく、列形成を一時ストップしていたほどの盛り上がりぶりを見せていた。
グッドスマイルカンパニー
これまでに発売されたホロライブタレントのねんどろいど(35体分!)ほか、監修途中となっている発売予定のフィギュアなど、多数のフィギュアを展示。ねんどろいどをモチーフにしたステッカーのサンプリングを配布するブースには長蛇の列が並び、ねんどろいどをジオラマ撮影できるコーナーもあったりと、遊び心あるブースとなっていた。
タイトー
Nintendo Switchでプレイできるダウンロード専用ソフト『グルーヴコースター ワイワイパーティー!!!!』を試遊でき、ホロライブプロダクションの全収録曲・ナビゲーター・アバターでプレイしていた。
明利酒類(めいりしゅるい)
さくらみこ、兎田ぺこら、白銀ノエル、雪花ラミィとこれまで製作してきたコラボ商品のなかでも、「雪夜月」「酔うたい焼き」といった商品にフォーカスがあてられていた。
特に雪花ラミィとの「雪夜月」については、コラボするキッカケからに始まり、世界最大規模・最高権威のワイン・清酒品評会「IWC2022」ブロンズメダル受賞した功績、これまで製作された各モデルについてを、パネルを使って解説されていた。
ムービック
ホロライブ×アニメイトフェア「Travel Season」がスタートすることをPRしており、監修中のグッズ見本が展示されていた。フラットポーチ、ハンドタオル、スティックミラーと「旅行」に合わせたオリジナルグッズとなる模様だ。
モチーフに選ばれたのは、不知火フレア、尾丸ポルカ、さくらみこ、星街すいせい、白銀ノエル、コラボグループ「不知火建設」の5人。実際どのようなアイテムへとしあがるか、楽しみにしておきたい。
ウエニ貿易
フレグランスブランド「Anideal」として、大空スバル、白銀ノエル、天音かなたの3人がプロデュースした香水が展示されていた。実物が展示されるだけでなく、3種類それぞれのムエット(試香紙)を持ち帰ることができるとあって多くの人が並んでいたが、何より存在感があったのはやはり「匂い」である。
3種類の香水が混ざった空気は、ブースに近づくとすぐに気づくほど。しかもかなり良い匂いとなって漂っていたので、かなりの存在感であった。実際にどのような匂いとなっているかは、実際にご購入してみてからのお楽しみである。
そして何より印象的であったのは、この日来場していたファン達である。関西・東北・九州の 方言が聞こえてきたり、ヨーロッパや東南アジアからこの地へとやってきたであろう海外ファンの姿もあった。
取材に訪れた初日には、スペシャルステージ内で「ホロライブクイズ王」「シスターマリンの大懺悔室」といったスペシャル企画がSPWN・Streaming+で有料配信されていた。マスクを着用して声を出して応援することができるということもあり、タレント達の些細なやりとりにも興奮する観客たちがそこにはいた。
ホロライブYouTube公式チャンネルなどでも、所属タレントがメインとなって様々な配信をお届けしており、会場の熱気が十二分に伝わったかと思う。
『hololive 4th fes. Our Bright Parade hololive stage』のちら見せ配信には、無料配信とはいえ約10万人の視聴者を集めてることになった。3Dビジュアルが初披露となるメンバーが8人も参加するということもあり、その姿を一目見たいファンで期待は非常に高かったろう。
こういった影響もありツイッタートレンドで「#ひろがるホロライブDAY1」が1位を獲得し、さまざまな関連ワードが上位に入る状態であった。
コロナ禍という大きすぎるアクシデントを伴ないながら、日本国内外に広がっていったホロライブプロダクションの輪を感じられるには十二分すぎるイベントとなった。5年目という節目を超えてなお、さらなる輝きを放ちながらパレードと狂乱は続く、いや「続けていく」という強い意志とムードがヒシヒシと感じられるものだった。
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